SUPクルージング
前述の安全対策と管理を踏まえた上でSUPクルージングを行ってください。
クルージングに際しては、航路や港内や定置網、養殖ブイ、マングローブ川、等には海上交通三法や漁業法ルール、ローカルルール等がありますのでよく確認してください。
入ってはいけない場所や危険な場所等もありますので来訪者や初心者は地元経験者と行うかインストラクターを同行するようにしてください。
経験の浅い人の1人でのクルージングは避けてください。
台風や低気圧が接近時は急激に波が大きくなったり、風が強くなったり向きが変わったりする事もあるので十分に気象状況には注意してください。
クルージングするに当たっては適切な服装(季節によるウエアーの装備、日除け対策又は防寒対策用ウエットスーツなど)をしてください。
浮力体(ライフジャケット等)、ハイドレーションバック等の水分補給や防水の携帯電話等は自分の身を守るものとして積極的に携行しましょう。
スタート前に装備の最終確認をしてください。
SUPサーフィン
〈始める前の心構え〉
SUPが漕げるようになったからといってSUPサーフィン(波乗り)がすぐ出来るとは限りません。
サーフィンではサーフスタンスでのボードコントロールとパドルワークの練習が求められ、ポイントでの波の立ち方や周期、方向を観察する事も必要になります。
ショートボード、ロングボード、ボディボード、SUPと波に乗る道具は多種多様ですが、どの道具にも一長一短があります。
SUPはボードが大きいという利点があり、波を捕らえるのは早いが、コントーロールはその大きさゆえ難しいという面もあります。
ショートボード、ロングボード、ボディボードが入っているポイントでは自分の技量を十分考慮してから入るようにしましょう。
例えば人数が多くて避けられないような状況では危険です。
テイクオフが早いからといって奥からたくさん乗るのもマナー違反となります。
SUPの利点欠点をよく理解しましょう。
サーフィンにおいてコミュニケーションは何よりも大事だと考えられます。
笑顔で楽しいサーフィンをする為に積極的に挨拶など声を掛け合いましょう。
入っていいか迷ったり分からなかったりした時は経験者に意見を聞くなどしてみましょう。
安全第一で楽しいサーフィンになるよう心がけてサーフィンライフを送りましょう。
〈サーフポイント〉
海で十分漕げるようになってから、経験者と一緒に行うか的確なインストラクションを受けてください。
パドルでターン方向転換が出来る、ホワイトウォータースープを越える事が出来るようになるまでは、安全対策上他サーファーの迷惑や危険にならないところで練習しましょう。
来訪者、またはサーフィン経験が浅い場合は、ピークブレイク以外のセカンドブレイク、もしくはインサイドブレイクなどで練習し、単独でのサーフィンは危険なので経験者もしくはガイドと一緒に入りましょう。
台風や低気圧の接近時は、急激に波が大きくなったり、急に風が強くなったり風向きが変わったりする事もあるので十分に気象状況には注意してください。
八重山でのサーフポイントは、ほとんどの場合海底が珊瑚礁の棚で割れるリーフブレイクとなっておりますので十分に気を付けてください。
必要に応じてリーフブーツやウエットスーツの着用を勧めます。
現在石垣島には北西ポイントと南東ポイントがあり季節と風向により異なりますが各所にいくつかのポイントがあります。
しかし既存のメインサーフポイントは限られており、リーフブレイクはポイントブレイクの為、ローテーションを組んでテイクオフする事等が行われています。
基本はワンウェーブワンマンでのローテーションで、ピークからテイクオフした優先者のライン上でドロップイン(前乗り)しない、ライン上をパドルアウトしない、左右ショルダーの外側をパドルアウトする、等です。
譲り合いの精神を持ち、一度に多人数でのポイント進入はしないようにしましょう。
ダウンウインド(DW)SUP
平水面で十分に漕げる距離を基準に始め、経験者と一緒に行うか的確なインストラクションを受けてください。
来訪者、または経験が浅い場合は、単独でのDWは危険なので行わないでください。
DWはその日の風速と風向の見極めが最重要で、装備も大切です。
スタート前に風向、風速を気象庁等で確認してください。
台風や低気圧が接近時は急激に波が大きくなったり、風が強くなったり向きが変わったりする事もあるので気象状況には十分に注意してください。
適切なボードで行う事をすすめます。(DWSUPボード、レースSUPボード、11feet以上のサーフボードタイプSUP等)
Dwするに当たっては適切な服装(季節によるウエアーの装備、日除け対策又は防寒対策用ウエットスーツなど)をしてください。
浮力体(ライフジャケット等)、ハイドレーションバック等の水分補給、補給食、防水の携帯電話等は自分の身を守る物なので携行しましょう。
リーシュは傷がない新しい物を使用してください。
スタート前に装備の最終確認をしてください。